2012.10.06 Saturday
もう少しテンポが欲しい「天地明察」
はっきり言って、長い。
まったりとしたテンポで、長い年月を表すにしては、
あおいちゃん老けなさすぎ(~_~;)
日本のガリレオかコペルニクス?
その苦労した話が、今ひとつ
ストレートに伝わってこないのは、
暦の重要性がきちんと理解できてないせいもある
現代も当然だけど、
江戸時代どれだけ暦に人々が依存していたのか?
そして、食がどれだけ重要であったのか?
その辺りの説明もほしかった。
(って、更に話が長くなる?)
ただ、その長くなる要因の脇のエピソードがけっこう面白い。
算術をクイズのごとく絵馬にかかげて
競い合ったrなんてのは、むちゃくちゃたのしいし、
最初の北極星を図りに行くくだりは、最高だった。
万歩計って、昔からあったのか。。。なんて。
笹タカさんも、岸部さんも、ほんとぴったり。(笑)
全体に残念だったのは、
時の長さが役者に感じられなかったこと。
岡田くんもだんだんいい面構えにはなって行ったんだけど。。。
最後の京都の暦対決で舞台で抱き合うって、
あれはないとおもうけど。。。
そうねえぇ。
妙に人情話になってるような、愛情物語になってしまったような。
この監督、エンターテイメントの本質を見誤ってるような気がします、って言いすぎかなあ。
この監督の作品見ると、ついそう思っちゃう。
これって本が結構スリリングなんですよ。
スピード感もあるし、ひきつけるところとか、カタルシスもあるし。
ぜひ本を!いけます。
准ちゃん贔屓でも、いまいちに感じちゃうこの悲しさ。
|
sakurai | 2012/10/09 3:46 PM |
■sakuraiさま
原作は息子が積み本しておりますんで
これから読もうと思っています(笑)
映画としておもしろくなかったわけではないんですが
なんだか中途半端で、惜しい!って気持ち。
ところで、歴史に全く詳しくないんで、
山崎闇斎って、実在の人物かどうかも知らなかったんですが
あんな亡くなり方はしてないんですね。
無知なんですら〜〜と、観ておりました。
| mariyon | 2012/10/10 10:49 AM |
暦の必要性はイマイチ伝わってきませんでしたよね。
食が少しずれたって市井の生活に何か関係ある?とか。
でも最後の最後に、祝言が仏滅だった羅どーする、みたいな話が出て、そういうことかって。
そういえば、平安の時代から吉兆を占って行動する習慣があるわけで、未だに日本独自のそういうのってありますよね〜
原作は随分前に読みました。
私の感想としては、我慢の連続で、個別のエピソードはともかく、全体のテンポは良くないです。
時の経過は「誰かが死んだ」と言うことだけではなく、容姿的にももう少し何とかして欲しかったところです。
| たいむ | 2012/10/11 8:12 AM |
■たいむさま
暦が神事だということ、それがなにより重要だということ
それはなんとなくはわかるんですが
それで政を動かすほどのことなのか・・・ってのが
もうすこし、わかりやすく伝えてほしかったです。
>時の経過は「誰かが死んだ」と言うことだけではなく、
>容姿的にももう少し何とかして
最近のTVドラマでは、
役者さんにあまり老けメイクをしない
特に時代劇はそれが多い気がしますが
映画なんだから、もう少し。。。って思いました。
まったくのコメディならそれも分かるけど。
| mariyon | 2012/10/12 12:12 PM |
やっと観てまいりました。
思ったより(長尺なのに)ダレなかったです(笑)
絵馬の問題とか、昔は洒落てたんですね。
こういう理系映画はけっこう好きです。
ラストで抱き合うシーン、キスするのだけは止めて!と祈ってました(苦笑)
だって、公衆の面前であれはないわ(爆)
|
ituka | 2012/10/17 9:17 PM |
■itukaさま
内容がけっこう面白くって
一つ一つのエピは、まさに江戸トリビア。
碁打ちって職業が、とても特殊で、それでいて興味深い。
彼の探究心もとてもよかったです。
ただ、やっぱ、10年の長さを、役者さんに出してほしかったです(-_-;)
>公衆の面前であれはないわ(爆)
ですよねーーー。
江戸時代ですものね(笑)ありえまへんです。
こういうのをやるなら、もっともっとコメディタッチにしてくれないと、ついていけません。
| mariyon | 2012/10/17 11:30 PM |
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
スピード感がもうちょっとほしかったかも。
| 迷宮映画館 | 2012/10/09 3:46 PM |