茅kaya日記

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何故、茅ヶ崎で上映していないのかっ!「レオニー」

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日本の詩人とアメリカ人の母の間に生まれたイサム・ノグチは,
少年時代に茅ヶ崎に住み、横浜のカトリック系小学校に通っていたそうだ。
映画はその母レオニー・ギルモアの物語である。

茅ヶ崎で観たかったが、上映していないので平塚で観た。

監督の講演会も茅ヶ崎であったと言うのに、
何故、茅ケ崎で上映しないのか!!!!(怒)

ノグチが過ごした茅ヶ崎の家は今はもうない。
噂によると、鉄砲通りからちょっと入ったあたりで
映画にもあったが、三角の敷地に建てたので、三角形の家と呼ばれ、
丸窓からは映画のように富士山も見えたそうだ。
まあ、我が家の1階のリビングから富士山が見えるくらいだから、
あの当時なら、さぞ奇麗に見えたことだろう。

横浜の学校になじめなかったイサムは、
茅ヶ崎で、大工仕事を習い、茅ヶ崎海岸で母に泳ぎを教わる。
せめて、映画の公開があってもいいではないかと…地元民としては思うわけで。
残念なことだ。

レオニーは、NYで日本人の私生児(イサム・ノグチ)を生み、
帰国してしまった父親を頼って来日するもうまくいかず、
日本で生まれた妹と一緒に教師をしながら子供を育てる。

イサムは、母の意志で中学のときにアメリカに渡るものの
戦争で音信不通となる。
再開したときは知人宅に世話になり、医学部に在籍していたが
母の勧めから芸術家を志ざし、世界のイサム・ノグチになるのだ。。

父親「ヨネ」は野口 米次郎と言って詩人で慶応義塾の教授。
この時代、男のこういう態度は当然と言えば当然だろうが
彼の身勝手さにはいらいらさせられる。中村獅童が好演している。

レオニーの人生は妥協と言うものがない。
自分の信念を貫き、前向きに進む女性の生きざまは感動する。

大学時代から、亡くなる60歳代まで演じ切ったエミリー・モーティマー。
彼女の自然な歳のとり方が、ほんとうに素晴らしく
後半に不自然さが感じられない。
映画の作りがとても丁寧で感心させられた。
レオニーとヨネが再び会って、どこまでを桜の続く河べりを歩く。
この情景がほんとうに美しい。
ハーフと言うことで、辛い幼少時代を過ごしたとは言え
イサム・ノグチにとって、日本で過ごしたこの何年かが
彼の芸術の下地をはぐくんだろうと思わせるほどだ。

ただ、妹はこの母に育てられて幸せだったかどうかは疑問だ。
兄の芸術性にしか、母の眼がいってなかったのでは?



ところで、イサム・ノグチの名前を耳にしたことがあったのは
彫刻家というよりインテリアデザイナーとして、
美術学校で習った記憶があったからだ。
彼は彫刻だけでなく、インテリア、庭園美術など様々な作品を残している。

映画のラストに、彼の作った札幌の公園が紹介される。
美しい空間にしばし魅せられた。

| 2010年映画 | 23:51 | comments(8) | trackbacks(1)
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| - | 23:51 | - | -
コメント
こんにちは〜。
少し遅れましたが、お誕生日おめでとうです(^^)

あの海辺は茅ヶ崎でしたか〜。時間と場所についてなんの説明もないというか、意味なく往ったり来たりしていたし、イサムはあまり大きくなっていないのに、家は立つわ、妹は喋ってるわ、時間の経過が良く分かりませんでした。

映画としては音楽も風景も美しくて、レオニーの真似できない強さを素晴らしいと思いましたが、美しすぎるというか、強すぎるというか、綺麗過ぎだなーと感じました。

イサム・ノグチの作品も凄いのだろうけれど、おそらくいつでも閑古鳥が鳴いているであろうあの札幌の公園。
芸術は、難しいっす(^^;

>中村獅童が好演
私、もともと彼がなんか好きじゃないんですよね。本当にヨネみたいなタイプじゃないかなぁ〜って思ったりして。だからヨネの身勝手にはイライラしっぱなしでした(笑)
| たいむ | 2010/11/21 3:44 PM |
もう観られたんですか。確かにゆかりの地、茅ヶ崎で上映がないのは残念。サーフィンやフラだけじゃなく文化的土壌も育って欲しいものです(えらそー)。数ヶ月後に1週間限定上映なんてのがあるかもですね。ま〜ね〜、茅ヶ崎の小さいシネコンでは興行的に確かな作品が優先されるのは仕方ないですね。私も水曜日に「平塚!」で観るつもりです。
| wao | 2010/11/21 5:01 PM |
■たいむさま
誕生日??うひゃ〜〜、そうなんです、またひとつ歳をとっちゃいました(苦笑)。ありがとうございます。
横浜に着いてからレオニーが何年日本にいたのかもはっきりしない、そんな作りでしたね。
調べてみると、20年近く日本にいたらしのですが、かたくなに日本語をわかろうとしなかったのは、たいむさんも書いていらした自己防衛でしょうか?
茅ヶ崎には何年かいたようですが、10歳の息子に設計させたと言う家はないし、跡地としても何もないようです。

獅童さんは監督に「男は勝手で、ああいうふるまいをするもの。あなたならとてもうまく演じてくれる」と言うよなことを言われたそうですが、それくらい等身大のように思えます。

昔、イサム・ノグチのコーヒーテーブルに憧れました。
| mariyon | 2010/11/21 5:38 PM |
■WAOさま
11月初めに、監督の講演会が市の分庁舎であったようですが、そこまでするなら映画の上映も考えてほしいです。
(ちょうど茅ヶ崎にいなかったので行けなかったですが)

レオニーの三角の家は、もしかすると、WAOさんのご実家あたりだったのではないでしょうか?何かうわさとか聞いていらっしゃいますか?

映画をご覧になったら、感想をお待ちしていますね。
| mariyon | 2010/11/21 5:49 PM |
前半のヨネとの出会い辺りでは睡魔に襲われたのですが
レオニーが日本にやって来た辺りから俄然惹き込まれてしまいました。

母レオニーの妥協のない行動は、ひとつの人生としてしあわせだったのかもしれませんね。
にしても、イサムが個展を開くまでに成長したところは
もうウルウル状態でした^^;

そういえば、気になってたのが日本で英語教師として
3人の生徒さんからもらっていた20円+3人=60円の価値(笑)
| ituka | 2010/11/21 6:18 PM |
■itukaさま
レオニーは意外と長く日本に居たんですよね。
その間、ずっと、英語教師だけで食べていたのかは?です。
特に、戦争中は無理だたと思うんです。

やっぱり、なんだかんだ言っても、ヨネが援助していたのではと思います(勝手な想像です)。
そして彼のほうも、完成度の低い英語をきちんと出版できるものにしてくれる編集としての彼女の力はほんとうに必要だったと思うし、2人の関係はただの男女を超えたつながりがあったんでしょうね。

イサム少年のけなげさにはやっぱ泣けました。
| mariyon | 2010/11/22 6:29 PM |
mariyonさんと、全然かぶらなくって、さびしかったんですよ!
とんとこっちで上映してないのばっかで・・。
で、これ。
見よう、見ようと思っていたのですが、いつも行く映画館でなかったので、二の足踏んでいるうち、あまりいい評判を聞かず・・。
どうしよう??と悩んでいたのですが、mariyonさんの評見て、見る決意をしたのでした。
で、結論、みてよかったっす。
とっても勉強になりました。でも、登場人物に対しては、なんかなああ状態です。
あすこまでかたくなに日本語を理解しようとしなかったのは、本当だったんでしょうかね。
あれは根っこのところで、日本を軽蔑しているように感じたなあ。軽蔑されるような国だったかもしれませんが、理解してくれる人や、彼女の支えになってくれた人もいたにも関わらず、自分から向き合おうとはしなかった。
妥協はないのですが、傲慢に見えましたわ;

でも、茅ヶ崎でやらんというのは画竜点睛を欠きますよね。
毎日、富士山見えるのかあ!!いいなああ。
ここは月山です。
| sakurai | 2010/12/20 8:00 AM |
■sakuraiさま
お久しぶりです〜〜、いやぁ、もう、わたしもなんです。
観たい映画はあるのですが、なにやらばたばたしていて。
sakuraiさんのところに遊びには行ってるんですが
コメントできないくって寂しかったです。
最近、メジャー作品すら観れていない(-_-;)

そんななかでも、レオニーはどうしてもみたかったんです。
(監督のお話も聞きたかったけど)
茅ヶ崎で上映していないのは、絶対ブーイングですよね!!

レオニーの生き方は、まっすぐと言うと聞こえはいいけど、
頑固で、裁量。自分だけでなく
人にも妥協をしないし、またそれを押し付ける。
いつでも楽なほうの人生を歩いてきた人間にとっては
あの毅然とした態度に心から感心してしまいます。

まあ、母親としては(特に妹)とんでもない。

ところで「武士の家計簿」、そんなに人が少なかったんですか?あれはぜひ見たいと思っているんですが・・。
ノルウェイを先に見なきゃよかったかも…(-_-;)
トロンもロビンフッドもなんか食指が動かないのは
最近、邦画に洗脳されてるせいでしょうか?






| mariyon | 2010/12/20 12:57 PM |
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100年前の明治時代、まだまだ未熟な日本を訪れたひとりのアメリカ人女性:レオニーの半生が描かれた作品。ニューヨークで出会った日本人男性と愛し合い、子を授かった矢先”戦争”を切っ掛けにレオニーの人生は波
| たいむのひとりごと | 2010/11/21 3:33 PM |
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