茅kaya日記

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人間模様が重い「悪人」

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モントリオールで、深津絵里の受賞がなかったら
たぶん観ることがなかったと思う。

予告で、「あっ、こういうのは今はパス」って。
妻夫木くんに悪人は無理だろう、って・・・思ってた。
もっと、べたべたな犯罪ロードムービーと思ってた。

いや、いい意味で裏切られた。

 出会い系で知り合った男に殺されてしまった女、佳乃。
その周りの、家族、知人、マスコミ、
TVのニュースでよく見るような場面と、
殺人犯の日常、内面、殺された娘の家族。

そして、この殺人犯に何かを見出だし、
一緒に逃げようとする女、光代。

誰がどうなんてことでなく、
ちょっとした出会いとか、きっかけ、時間、
であった時から、こういう運命だったのかと思う2人。
同じく出会い系で知りあったものの、
お互いの寂しい気持がぴったりと合う相手。

最初にであったのがこの2人だったら、殺人は起きなかった。
どうして、最初に、知り合えあなかったのか?
いやいや、偶然に、圭吾の車が通りかからなかったら、
デートをすっぽかされ、あとをつけて殺すようなことはしなかった。
もしも…
そう、すべてが起きてしまったあとなのだ。

役者が、ほんとうにそれぞれがうまくて
そう、金髪のブッキーが殺人犯?岡田君がサイテーな男…?
そんなことでなく、役でなく、
こういう人間がいてこういう人生があるのだと思えてくるような、
重くのしかかる映像。

ここに出てくる人間の人生は誰もかれもが辛い。
でも、だからと言って、人を殺していいはずがない。
残された遺族の辛さ、いや、なにより
これから先、待っていただろうその人の人生を
どんな理由であろうと、奪っていいはずがない。


「世間で言うようにあの人は悪人だった」


ずっしりと重くって、のしかかるものはあったが観てよかった。
誰の賞とかでなく、この映画にかかわったすべての人にもらったものだ
と言うようなことを、深津絵里が言ってたけど、ほんとうにそう思う。

 

| 2010年映画 | 06:52 | comments(6) | trackbacks(2)
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| - | 06:52 | - | -
コメント
こんにちは!
実は私も予告編から観ても観なくてもどっちでもいいかなぁ〜って感じだったんですよね。
だから、ミーハー的に深っちゃんの受賞が後押ししたのも事実だったりしますが、観ている最中から、観て良かったと思ってました。
「誰も助けてくれない」とも異なる被害者家族と加害者家族の見せ方だったり、まったくの第3者的関係者の大学生の言動など、見応えのあるものばかり。

キャストの誰もが素晴らしかったです。
例えワンシーンでも(だからこそ?)ベテランの器用が光ってましたし。
| たいむ | 2010/09/17 10:19 PM |
■たいむさま
「誰も助けてくれない」は未見です。
やはり、予告でパスってしまいました。
だから、ほんとうに、観て良かったです。
1人1人の設定がすごく良くて、それぞれにわかる気がすると思ってみていました。
佳乃だって、さみしい人間なんです。
だから、あそこまで言ってしまう。まさか、自分が殺されるなんて思っても見なかったから。
そういうやるせなさが伝わってきて、考えさせられました。
そして、画面には出てない背景まで考えちゃって・・・。
詐欺漢方薬にお金を返してもらいに行くおばあゃんが決死の覚悟なのは、弁護士費用とか、そういうお金がこれから必要と思ったんだろうとか。。いろいろと。
重い映画でした。
| mariyon | 2010/09/18 5:53 PM |
ちょいと野暮用があって反応遅くなりました。
市民講座なんてのをやらせられたもんで、少々しゃべってきたのですが、終わってほっとしてます。
さて、いい意味であたしも裏切られました。
まじに心底の悪人ってのをどう描くんだろ・・・などと思っていたもんで、どんだけ悪いんやろ?と勝手に構築してました。
人生のほんのちょっとの機微、邂逅、偶然、すれ違い・・・。それによって、人はどうとでもなる。
でも、ああだったら、とかじゃなくて、それはそういう人生だった・・・・。そんな重さを感じましたです。

また役者がお見事でしたねぇ。
俳優ってのは、こういうのを言うんだ!と、思いますよ。
岡田君の歪んだ微笑みに、また萌えてしまいました。

「誰も助けてくれない」は、最初は加害者家族の苦しみ見たいもんが垣間見えたのですが、徐々に方向性が変わっていって、ネットでどう暴くか?ネット社会の闇みたいなもんになって行って、なんだかなあ・・になってしまいました。
ちょっと残念な一本。
龍平は最高によかったのですがねえ。
| sakurai | 2010/09/18 8:42 PM |
■sakuraiさま
こちらこそ、レス遅くてすみません。
例によって京都にいるんですが、今回、ちょっとネット環境がうまく行かなくて・・・(-_-;)
市民講座!!歴史的なお話ですか?
講演って、やはりあれは常人にはできないもんですよね。

悪人と言うタイトルに敬遠していたんですが
観終わってこのタイトルの持つ意味をしみじみ考えました。
等身大に感じる人物がいなかったせいか
(さすがにあの母親には・・・(-_-;))
それぞれに感情移入できたのが、より深く入り込めた気がします。
ほんとうに、役者さん、すごい。

「誰も〜」もDVDチェックしようか・・と思ってたんですが
最近、レンタルがむちゃくちゃ少ない!
| mariyon | 2010/09/21 8:32 AM |
こんばんは

いただいたTBのお返しもコメントのお返しも遅れております。
不義理してスミマセン。

妻夫木くんも良い役者になったなあと、やっと学生服のイメージから脱するだろうと思いました。
岡田君もね。
見るたびにイケメン度がまして期待がどんどん膨らみます。
動機が不純です。
| chikat | 2010/10/04 12:44 AM |
■chikatさま
お久しぶりです〜〜(*^_^*)
妻夫木くんの悪人、思いのほか良くて驚きました。
(なんて偉そうーですみません)
でも、大河でぜんぜん老けて見えなかった晩年…(-_-;)
とはえらい違いで役になりきっていました。

岡田君にもちょっとびっくり。
最近の若手はすごいですね。

| mariyon | 2010/10/04 9:14 PM |
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「悪人」みた。
例によって原作は未読なため、予告編から判っているのは”逃亡劇”だということのみ。しかし、主演から脇の脇まで実力派俳優陣がそろっているこの映画。単なる逃亡劇でなさそうなのは予告編からでもジワジワと感じら
| たいむのひとりごと | 2010/09/17 10:20 PM |
悪人
役者がすごい。とにかくすごい!!
| 迷宮映画館 | 2010/09/18 8:42 PM |
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