茅kaya日記

茅ヶ崎大好き!茅ヶ崎周辺で観れる映画を中心に紹介しています。
コメント・TB大歓迎!TBの時はコメントお願いしまーーす!
<< 茅ヶ崎のお店86・ランチ「チョークデー」 | main | 人間模様が重い「悪人」 >>
誰もが一度は通る道「カラフル」

にほんブログ村 映画ブログへ 

平凡な両親、出来すぎの兄貴。
小さいころから絵を描くのが好きで、他に取り柄もなく、容姿もさえない。
絵を描くことで自分のプライドを保って、
友達との間にバリアーを作って自分を守ってきた少年。
なんか、自分と似てる(-_-;)
(大なり小なりそう感じる人が多いのでは?)

小林真はそんな少年だった。
その少年の身体に突然入ることになった、
前世で大きな罪を犯した魂。

実は、映画を見る前に原作を読んだ。
これが、新幹線の中で読んだもんだから、いや、まいった。
母親、父親、そして本人の暗さ。
なんだかすべてに共感できるものがあって、本を読みながら泣けた。
幸い、3列シートのひとつ空けたお隣さんはビジネスマンで
ずっとPCとにらめっこしていた。

映画…絵柄も、丁寧な描写も好きだ。
原作にはない「たま電」の挿入も、
早乙女くんとの友情をはぐくむいいエピソード。
なにより、昔、あのあたりに住んでいたものとしてはかなり嬉しい。
生まれて初めてできた友達に、涙する。
彼との何気ないやり取りが一番嬉しい。
肉まんとチキンのエピ、好きだ。
特に、肉まんを二つに割るとこ。

ただ、母親の設定。
介護疲れから不倫かぁ〜〜。ちょっと残念。

小林少年にむちゃくちゃ共感できる子供時代を送った人間としては
(友達作るのが下手、絵を描くだけが取り柄、出来すぎの兄貴)
けっこう切ない思いをしてしまったのだが、
彼は、絵を描くのが好きというだけでなく、
才能があるらしいと言うところが自分とは似て非なるもの。

原作の母親は、小林少年の才能を自分のことのように誇りに思っている。
このあたりまでは、映画ともそう変わらないかもしれないが
映画のほうでは、あまり絵の才能は重視していない。

いやいや、どちらがいいとかでなく、
非凡な才能を見たとき、平凡な人間は心底うらやましくなる。
小林少年は才能があった。
ここが、まあ、きっぱりと自分とは違うのだが、
だから、小林君にあこがれた唱子の気持ちがわかる。

母親もまた、息子に才能があるのだから、自分も何かできるかもしれない。
このままただの主婦で終わりたくないと
あらゆる習いごとをし、挫折し、やはり平凡な人間だと思うくだり。
そして、ダンス教室に通い、不倫をしてしまうのだが、
なんて言うか、自分は何かできる、人とは違うかもしれない、
平凡な人間はそんな気負いを歳とともに失くす。
そしてあきらめがつくのだが、最後の悪あがきと言うか、
そのあたりの母親の辛さを介護疲れに置き換えたのは残念。

もっと、冴えないおばさんを思っていたので、
原作のイメージより、母親はずっと奇麗だったのも…(-_-;)
反対に、唱子ちゃんは、もう少し可愛くても。。。
声優キャラのせいか?(笑)

ところで、原作では3分の1くらいで気がついた「ぼく」の前世だけど、
映画のほうは、すぐ気がつく設定だったのは、あえて、なんだろうか?

| 2010年映画 | 18:09 | comments(6) | trackbacks(1)
スポンサーサイト
| - | 18:09 | - | -
コメント
内容がとっても気になったので、とりあえず原作を読みました。
いい話だったぁ。
満足してしまったので、映画はパス(^-^;)
| こむそー | 2010/09/15 6:59 PM |
■こむそーさま
原作、よかったですよね。
重いけど、それなりに希望があって。
映画は原作とちょこちょこ違うところがあって、
それはそれでいい話になっていました。
原作を読んだばかりだったので、余計にそう思ったかも(苦笑)。
実写版の映画がずいぶん前に公開されているんで、こちらも見てみたいたい。DVDあるかしら?


| mariyon | 2010/09/15 9:11 PM |
娘があの本を「買って・・」といったころを思い出します。きつかった・・。「遊んでやってください・・」って、同級生のところに頭下げに行ったこともあった・・。
自分もやな子供だったと思いますわ。きっと妙に弁の立つ嫌味な子供だったと思う。それを客観的にわかるようになるまでは、ずいぶんと時間がかかりましたが、でも、子供のくせに客観的に自分を見れたら、それこそやだし。
せめて子供の時くらいは、自分のままで生きてって欲しい。そういのが受け入れらる世界ならどんなにいいかと思うんですが、そうならないのですよね。
折り合いをつけれず生きてく子供に、早乙女君がいたら・・・。いや、早乙女君でなくても居場所だったり、好きなことだったり、歌でもいいし、なんでもいいから好きなこと。
今、きつい人生を生きてるのがちびですかね。
中学生にもなって、母ちゃんと映画見に行くくらいですから。
あいつはどこでどう折り合いつけるのかな〜。
そんな探られたくない部分をえぐられたような感じもします。
本のことなんか、さっぱり忘れてたのに、思い出させられた。大事なんだけど、出来れば目をそむけたいこと。そむけちゃいけないけど、ぎゅーっと重たいものを胸に乗せられた気分です。
大好きで一押しの監督なのですが、今回はちょっともやもやしてます。
| sakurai | 2010/09/15 10:03 PM |
コンビニ前の肉まんとチキンのシーンは良かったです。
ちょっと大きい方を友達に渡す(笑)

家族で鍋を食べるシーンも胸が締め付けられました。

中学三年生って大人のようで子供のような・・・
一番小難しい年頃でした、自分も。

不満は・・・・
吹き替えは声優使って欲しかったな〜〜〜!!!!!
| takako | 2010/09/15 10:58 PM |
■sakuraiさま
子供時代…きついですよね〜〜。
早乙女君…小林君の救世主。早乙女君は中身がぎゅっとつまった子だった。でも、現実だと、もっとほかの子と友達になりたいなんて思う。たぶんクラスではぱっとしない(浮いてる)だろう早乙女君もいいけど、もっときらきらして見える子に目が行く。
そういうこともあるはず。

自分を客観的に見る力。大人になってもそうつくものではないけど、子供時代に無理ですよね。
ただ、客観的ではないけど、自分が周りからどう見られているかと言うことにはものすごく敏感。

娘さんのことわかります。うちの息子も同様です。
毎日友達いっぱいと思ってた幼稚園時代に、実はいじめられたんで、小学校に上がったときちょっと友達から距離を置いたら、それこそ遊んでもらえなくなって、学校から帰った息子とトランプや人生ゲームをして過ごしました。で、まあ、友達と上手くやるには自分を殺すことを覚えたらしい。
処世術を養うあまり中学校に入学するころはストレスで大変なことになり、高校1年くらいまでは人並みになりたいといつも言ってました(早く人間になりたい〜〜の妖怪人間かっ!!)
自分も含めてどんな子供も成長過程で通る道のような気がします。そして、それを見ないふりして過ごしていくと、大人になりきれないのかとも・・・。
でも、母親の気持ちとしては辛い。そこであがいている子供の姿を見るのは。
| mariyon | 2010/09/16 8:33 AM |
■takakoさま
見ようかどうしようか迷ってましたが、takakoさんのお勧めってこともあって、京都で見ることに。
そう、息子に言ったら、原作読む?と貸してくれたんで、新幹線で読みました。いやぁ〜〜、きつかったです。
でも、ラストにきちんと希望を残してくれて、いいお話になっていました。映画も即効観てきました。
観て良かったです。
原作と比べて母親の扱いはちょっとでしたが、家族とか、友達とか、いろいろ考えさせられました。
ありがとうございます。

声優さんでやってほしいですよねーー。
わたしは、ぷらぷらの声がぜんぜんだめでした。
一番気にならなかったのはお父さんかな?
| mariyon | 2010/09/16 8:41 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kayachigasaki.jugem.jp/trackback/651
トラックバック
カラフル
無難な仕上がりになったという感・・・かな。
| 迷宮映画館 | 2010/09/15 10:03 PM |
CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
mariyon製作HP 
 
 
UDCC
 
音声心理学話し方スクール
LINKS
CATEGORIES
SELECTED ENTRIES
PROFILE
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • サラがいての正統派「ターミネーター:ニュー・フェイト」
    mariyon (11/11)
  • サラがいての正統派「ターミネーター:ニュー・フェイト」
    ituka (11/10)
  • キアヌと言えば?「ジョン・ウィック:パラベラム」
    mariyon (11/10)
  • 23歳ホンモノ!「ジェミニマン」
    mariyon (11/10)
  • 23歳ホンモノ!「ジェミニマン」
    ituka (11/09)
  • キアヌと言えば?「ジョン・ウィック:パラベラム」
    ituka (11/09)
  • ピアノ曲の妙「蜜蜂と遠雷」
    mariyon (10/21)
  • ピアノ曲の妙「蜜蜂と遠雷」
    開けゴマ (10/19)
  • もっと名曲に浸りたかった「イエスタディ」
    mariyon (10/17)
  • ピアノ曲の妙「蜜蜂と遠雷」
    mariyon (10/17)
SPONSORED LINKS
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 主婦日記ブログへ にほんブログ村 地域生活ブログ 神奈川情報へ