茅kaya日記

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邦題の妙「母なる証明」

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もう一度観たいか?と聞かれれば、
二度と観たくないと答えます。
でも、観ない方が良かったかと聞かれれば
観てよかった映画だと迷わず言える。
そんな作品。
原題はmotherとのこと。
邦題の「母なる証明」は言いえて妙。
映画を観終わったあとに、じわじわとくるものがあります。

すこしネタばれです。

 罪の種類は違えど「それでも僕はやってない」の韓国版と
勝手に想像して観ました。
母の愛に泣かされると言うレビューにも心動いたし、
「それでも〜」の母親の気持ちが痛いほどわかったし、
そのうえ、この少し頭が弱い息子にあのウォン・ビン。
これは観なくては!と・・・・遅ればせながら
銀座まで足をのばしてきました(苦笑)

冒頭、息子の友達が「何でお前のようなやつが、
おばさんは可愛いんだろう?」と言うところ。
そう、出来の悪い子ほど可愛いと言うのが定石!

けれど、この母親の気持ちは常軌を逸していて、
息子が女子高生殺人の容疑で勾留され、
その無実をはらすためにとる行動は狂気そのもの。
行きあたりばったりで、他人の家に押し入ったり
騒ぎを起こすことも何とも思わない。

そのうえ、最後にはとんでもないことを引き起こす。

普通の息子なら、この母の愛は重すぎて苦しい。
ただ、彼には、母親がそこまでしてくれるのが普通で
大人になっても母親と一つ布団で寝るのを不自然だと思っていない。
母親にとって、彼は、幼い子供のまま。

実は、彼の無実が証明できそうな終盤には、
この親子の関係にすっかり嫌気がさしていました。

そして、一転、ラストの展開。
母親がどんな行動をとるのか?
息子と一緒に、自分も自首をする?
釈放された息子にもう一度農薬を飲ませるのか?
どれもありえないのもわかっていましたが・・・。

この先、この親子は、今までどうり暮らしていくのかと思うと
それは、それで、とんでもなく嫌な気持ちが残りました。
が、最後のバスのシーン、母親の踊りで
緊張して張りつめていたものが切れ、
突然、涙がとまらなくなりました。
なんだか、もーれつに、哀しかった。
人間そのものがやるせない気がして・・・。

母親の愛ではない、母の証明。


ところで、韓国の警察とか弁護士、田舎の暮らし、
ほんとうにあんなものなんでしょうか?
誇張してる部分ありますよね。

| 2009年映画 | 11:09 | comments(4) | trackbacks(0)
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| - | 11:09 | - | -
コメント
ほんとにこの邦題は、アッパレでしたね。
だれがつけたんだろう。
特別賞をあげたい。

この映画に関しては、なるべく耳をふさいで、目を閉じて、さらな気持ちで臨もうと努力しました。
それは正解でした。
ガツンと来ました。決して気持ちのいいガツンではないのですが、ボケがかってる身には、必要なガツンですわ。

そうそうそう!!あれは愛なんかじゃない。
ただ母であるだけ。
もし自分がそんな立場に立ったら、同じ行動をとらないと断言できるけど、母としてのやらなければならないことは、絶対にやる。
それは愛なんて簡単なもんじゃなくて、子宮が動かせる何か・・・みたいなもんでしょうか。
ポン・ジュノ・・・おそるべしです。
| sakurai | 2010/01/26 8:16 AM |
■sakuraiさま
子供と自分の世界だけに生きているという母親の姿を観ているのが、ほんとうに辛かったんです。。
自分は違うって。。。(苦笑)

それが、あのラスト。
ほんとうに、その衝撃たるや。。。
まさか、ですもの。

>母としてのやらなければならないことは、絶対にやる。
できるでしょうか?その自信がないです。

たとえば「それでも〜」の母親のように息子をとことん応援して毅然とした態度も無理なら
この母のようななりふり構わず、息子のためならすべてを(自分の記憶さえ)捨ててしまう。
どちらも無理な気がします。
| mariyon | 2010/01/26 6:35 PM |
そこまで子供のためだけに生きてると思える母って、母冥利に尽きるのでしょうかねえ。
あたしも本当にその場に置かれたら、できるのかどうか自信はかけらもないのですが、やってほしいと願う自分がいます。
自分に対して。
| sakurai | 2010/01/27 8:04 AM |
■sakuraiさま
できる自信・・・やっぱり、ないです。

母親なら子供を信じる。
どこまでも信じて、その罪をはらそうとする。
でも、たぶん、もっと、法的にやろうとする。
だって、違法なことで、子供は救えないから。

でも、この母の立場になったら、果たしてどうするのか。
自分のことに考えが及ぶのか?及ばないのか?
子供に罪を償わせようとする?
罪を引き受ける事はできないけれど、
それができるほどの、母でいたい・・・。

自分はどこまで母でいられるか?
まさに母なる証明だと思いました。
| mariyon | 2010/01/27 5:56 PM |
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