2009.10.27 Tuesday
恋愛観の違い?「ココシャネル」
映画が作られたのも、日本公開も、
こちらのシャーリー・マクレーンの「ココシャネル」のほうが
ずっと早かったんですが、
近場上映を待っていたら今頃になってしまいました。
ココアヴァン〜で感じた、もっと、服を作るシーンを観たい!
と言う気持ちも、若干は解消されました。
最初に出した帽子屋がなかなか軌道に乗れなかったことや
戦争中にメイド無しで、貴族の奥様達が着る服を
ジャージ素材で作ったなんて話、
こういうエピソードを観たかったと思いました。
ただ、フランス人ココシャネルを観た後
こんなきれいごとの恋愛って、この時代に
しかもこの階級格差ではないでしょうって思ってしまうのは、
もう1本の映画の影響をひきづっているからでしょうか?
たしかに、2人の男に愛されたココ、
そして、1人を自動車事故で亡くしてしまう。。
それは確かでしょうが、描き方で全く違う。
行くあてもないココが、なんとか、もぐりこんだ貴族の館。
追い出されないように乗馬を習うシーンとか、
フランス版のほうが納得できる。
まあ、シャネル王国を築いたココの若き恋愛なんて
見方一つでどうにでも解釈できるってことですね。
一生、袖を通すこともないだろう
コレクションシーンのシャネルスーツは目の保養??
鏡の階段の前でたばこを吸うココの姿は
やはり、こちらのほうが真実と言う気がしました。