
子供か?仕事か?働く女性にとっての大問題。
なんだかんだ言っても、まだまだ世の中男社会。
ちょっと、昔のことなど思い出してしまいましたが、
子供を産む喜びの伝わる映画でした。
まあ、谷原君目当てで観た映画なので、
面白ければOKってことで・・・。
編集長を任されるはずだった
仕事一筋のキャリアウーマン観月ありさは
子供ができたとわかったその途端
その大役は部下に横取りされてしまう。
このちょっと意地悪な部下に藤木直人。
お似合い??かも(-_-;)
そして、産まれてくる子供のパパはと言うと
フリーカメラマンの谷原くん。
タイから緊急帰国、「おれの子を産んでくれ〜〜」とは言うものの
宿なしのうえに経済能力は皆無。
谷原くんのロン毛、むちゃお似合い(笑)。
それでも、子供を産む決心をして、
仕事をやめ産院に通い始める。
そして、そこに集まる妊婦達と
交流を深めていくわけですが
まあ、そこはそこ、いろいろあるわけで。
産院の主のようなベテランママ(4人目)
わがままスターや(神田うのナイスキャスティング)、
友達カップル、子供の出来ない夫婦、
もう、悲喜こもごも。
話の展開は、TVドラマって感じは否めないかなぁ。
ただ、この産院がほんとうにいい。
ロケーションは昔ながらの一戸建。
医師は2代目の女医さん。
彼女の受け答えの様子がほんとうにあたたかくて
斎藤由紀のキャラがぴったりでした。
彼女って、あんまり女医さんってイメージがないけど、
ちょっとおとぼけの感じが、またよかったりして。
こういうところで子供を産みたいなぁ〜〜って
思わせてくれます。
ラスト、1人の医師で何人もの出産はいかにもドラマだけど、
子供が生まれて、大声で泣く父親に、思わず
出産の感動を思い出しました。
ただ、内容がドラマっぽいせいかはわかりませんが
席の前にはメールに興じる中学生4人組。
お願いだから、映画見ながらメールをして
そのメールを見せ合うのはやめてね。
後の席のおばさまが2人組がその様子にご立腹。
「ほんとにに困ったものよね〜〜」なんて、
その会話も、けっこう迷惑なんですが・・・。
そして、お隣のちょっと年配の親子。
自分の家のリビングで観ているかのごとく
「お母さん、ここで出てくるのよ」とか
「あらら、2人目ね、3人目もそうね」
なんて、2人で相槌を打ちまくり。。
これだけ、周りが騒がしいと、
あえて気にならなくってしまうと言うことに
初めて気がつきました。
香港で映画を見たらこんな感じかも・・・ね(-_-;)