茅kaya日記

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7年越しの答えは?「チェ28歳の革命」「チェ39歳別れの手紙」
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「28歳の革命」を観たとき、感想も浮かばないほど
このドキュメンタリーよりドキュメンタリー的な映画に
すっかり疲れてしまった。
そして、「39歳別れの手紙」。
この作品を観ることで、この映画が伝えたかったものが
すこしわかったような気がする。



28歳がキューバ革命の成功なら、
39歳はボリビアでの挫折と死。
チェ・ゲバラと言う人は、何かに突き動かされるように
搾取される側に立とうとした人間だった。
何故、彼は、安楽(と思える)暮らしを捨てて
自分にきびいしい道を選び続けたのだろうか?

28歳では、回想シーンやTV放映などが交えてあった。
が、この39歳は最初のカストロが手紙を読み上げるシーンを除けば
ジャングルをすすみ、貧しい村々に立ち寄るゲリラ部隊の
それだけの映画なのだ。
そして、ボリビアでの厳しい現実が、次々と彼の行く手を阻み
仲間は次々殺され、それをラジオで知るしか術もない。
持病のぜんそくにも悩まされ、
馬にまであたるシーンは、観ているほうも辛い。
いっそ早く捕まってくれないか。。と、
思ったころ、彼の終焉もやってくる。


チェ・ゲバラと言えば、キューバ革命、
Tシャツ、葉巻くらいのイメージしかなかった。
それにしても、そのゲバラがぜんそくを患っていたのは
心底驚いた。なぜ葉巻をやめない??
何故煙草を吸うのか??と。



ベニチオ・デルトロが演ると聞いたのは、
何年まえだったのだろうか?
そして、彼のファンになったのは
何がきっかけだったのか??
やはり、あの「ユージュアルサスぺクツ」だったのか?
綺麗なハリウッドスターとは一線を画す
彼の容貌、物言いにころっとやられた。
ほんとうは、弁護士で裕福な家庭に育ったはずなのに
「豚と一緒に育った」みたいなことを言ってるのは
おじいさんの家(牧場)で少しの間
過ごしたからだそうなのだが・・・・。
彼にはそう言う物言いがよく似合う。

プエルトリコ系と言う、およそハリウッドスターとしては
マイナスなイメージを全面に出して、
2001年アカデミー賞主演男優賞をとった時は驚いたし
ほんとうに嬉しかった。
ただ、そのあと、「ハンテッド」で骨折。
そのため映画の撮影は遅れに遅れて
ハンテッドが公開されたのは2003年だった。
骨折のニュースを聞いて、同じファンだった友人と
千羽鶴を折って送ったこともあった。

そのころから、ゲバラの役をやるらしい、と聞いていた。
ほんとうに、なんて、長い、長い、創作活動なのか!

その、答えを観るためにも劇場には足を運ばねばと思っていた。
28歳を観たときは、なぜ、と言う思いしかなかった。
何故、彼はキューバで革命に参加することになったことも
革命のためにカリスマ的な存在を示すようなこともなく
何の説明もなく、ただただ映画は進むから・・・・。

この前哨ともいえる「モーターサイクル・ダイアリーズ」を
観ていないので、よけいにそう感じたのかもしれない。
監督も違うし、まさか、その続編と言うわけでもないだろうと
あえて、公開前に観ることもしなかった。

だが、この39歳を観て、やっと、
ほんとうに、やっと、ゲバラと言う人間を
監督もデルトロもカリスマでなく、
生身な人間として描きたかったのだと思った。


デルトロの役作り、そのなりきりぶりに
彼の思いをひしひしと感じる。

ラストの無音のエンドロールは秀逸だった。
| 2009年映画 | 23:51 | comments(4) | trackbacks(1)
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| - | 23:51 | - | -
コメント
「M・S・D」の公開のころに、私はトロさんがゲバラになる、ということを聞きました。
違和感ないです。
無性に明るい青年・エルネストが南米の現実を見て、革命家になって行き、求道者のようになっていった。
無理なくつながってます。
多分、人類史上、(あたしが死ぬまでにですが)最後の革命家だと思います。革命家になるためには、革命家の資質が必要ですので。
毛沢東は革命家じゃないですね。
革命家の気概をたっぷりと感じました。
トロさん、素晴らしかったです。
| sakurai | 2009/02/07 11:54 AM |
■sakuraiさま
モーターサイクル〜の話を聞いた時
あれ、トロちゃんじゃなかったの?って
思ったら、若い時の話でした。
評判が良かったのに見逃して、そのままになっていました。

こんかい、あわてて借りに行ったら、
皆さん考えることは同じらしく、レンタル中でした。

でも、39歳を見た限りでは、この2本で充分完結していました。革命家とテロリストとは決して一緒ではない・・・。平和な日本にいて、何をか言わんやですが、映画のメッセージは読み取れたような気がしました。
| mariyon | 2009/02/07 10:09 PM |
う〜ん、素晴らしかったです。こんなにもエンタメ性なし、地味な映画でじわじわと胸に迫って来る物を得られるとは思いませんでした。まだ「チェ」を引きずってます。彼の確固たる思いと貫き通した情熱、自分に一本筋の通った思いはあるのか?と今更ながら思ってしまいました。トロさんの情熱もすごかったですね。「モーターサイクル〜」、大好きな映画です。気持ちがばあさんになってる時なんかに、借りてきて見ます。是非、ご覧になって下さい。
| わお | 2009/02/08 7:00 AM |
■わおさま
ほんとうに素晴らしかったですね。

情熱と意志の強さ。
そのたぐいまれなるカリスマ性と
正義感、搾取されるものをみていることができない
ゲバラを描こうとすれば、普通そちらの方向ですよね。

でも、彼が本物の人間だったと
心から感じるこことのできる映画の作りだったこと
素晴らしいと思います。

歴史上の革命家としての捉え方だと、
そう言うことができる人間もいたんだなぁ〜〜と言う
世界偉人伝の感想しか抱けないですから。
| mariyon | 2009/02/08 1:15 PM |
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「チェ 39歳 別れの手紙」みた。
「チェと共に革命を体験すること」に徹底的にこだわったソダーバーグ監督というが、どちらかといえば、PART2である『39歳別れの手紙』のほうが、より「チェ・ゲバラ、革命の旅」の追体験であり、また、未だに
| たいむのひとりごと | 2009/02/07 4:47 PM |
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