2007.11.26 Monday
原作ファンには?「ボーン・アルティメイタム」
JUGEMテーマ:映画
ジェイソン・ボーン・・・「暗殺者」
ロバート・ラドラムの原作を読んだのは、はるか昔。
実は、ラドラムの大ファンでした。
テレビドラマの延長のような映画でなく
ホンモノの映画化をどれだけ切望したことか。
マット・デイモンの配役を聞いたときは、
絶対にボーンと違うと思いました。
だって、ボーンは整形された典型的なハンサムのはず。
整った普通の顔ほど印象に残らないからです。
マットはかっこよくても、アメリカの典型的ハンサムとは違う。
映画を観るまでは、そこがいちばんのネックでした。
が、1作目の「ボーン・アイデンティティ」を観たときに、
その疑問も何もかも吹っ飛びました。
だって、原作とはまったく違う。
原作のボーンは、自分が殺し屋かどうか悩み、
殺し屋の自分がマリーを愛する資格がないと
彼女から離れようとする。愛するがゆえに・・・。
が、ふたりは決して離れない。
なぜなら、ボーンは、殺し屋でないから。
彼が暗殺したとされる要人達は、
殺し屋カルロスをおびき出すためのもの。
CIAの傀儡に過ぎなかった自分自身を、
マリーの手助けで発見する、それこそがアイディンティティ。
なのに、映画のボーンは、
ただのCIAが作った殺し屋だったなんて。
原作とおなじなのは、船で救助され、医師に助けられ、
記憶を亡くしたスパイ、ジェイソン・ボーンと言うことだけ。
原作とは似て非なるもの。これを納得するまで、
今回の「アルティメイタム」までかかりました。
まさに最後通牒。
原作から離れてみれば、これは一級のスパイアクション。
マットも、1作目からは比べものにならないほど
かっこよくなって、寡黙なスパイになっていましたし、
息を呑むカーチェイスに、テンポのよい立ち回り。
誕生日のキイワードも楽しめました。
まあ、記憶を探ろうとするボーンの苦悩も、
国を守ろうとして暗殺者にされてしまったくだりも
映画として、難があるわけではないですが、
なぜ、何故に、ボーンを
単なる人殺しにしなければならなかったのか??
奥さんと子供を目の前で殺され、
自分の名前も経歴もすべてを捨て、
CIAの任務につくことになった原作のボーン。
今回のアルティメイタムで、
ボーンはただの殺人者ではなかったと言う
原作のネタが出てくるのかと期待してたりもしたんですが。。。
そのあたりが、やっぱり、原作ファンには物足りない。
不完全燃焼を感じる映画です。
この映画を観て、良かった!!と思ったら
絶対原作読んでください。
ボーンを過去の呪縛から解こうと必死になるマリーに
そして、マリーを救うためにとことん、
自分を投げ出すボーンに感動します。
何故に映画のマリーは死ななければならなかったの?
やっぱり、役者さんの関係でしょうか?
そこも残念至極です。
その疑問も何もかも吹っ飛びました。
だって、原作とはまったく違う。
原作のボーンは、自分が殺し屋かどうか悩み、
殺し屋の自分がマリーを愛する資格がないと
彼女から離れようとする。愛するがゆえに・・・。
が、ふたりは決して離れない。
なぜなら、ボーンは、殺し屋でないから。
彼が暗殺したとされる要人達は、
殺し屋カルロスをおびき出すためのもの。
CIAの傀儡に過ぎなかった自分自身を、
マリーの手助けで発見する、それこそがアイディンティティ。
なのに、映画のボーンは、
ただのCIAが作った殺し屋だったなんて。
原作とおなじなのは、船で救助され、医師に助けられ、
記憶を亡くしたスパイ、ジェイソン・ボーンと言うことだけ。
原作とは似て非なるもの。これを納得するまで、
今回の「アルティメイタム」までかかりました。
まさに最後通牒。
原作から離れてみれば、これは一級のスパイアクション。
マットも、1作目からは比べものにならないほど
かっこよくなって、寡黙なスパイになっていましたし、
息を呑むカーチェイスに、テンポのよい立ち回り。
誕生日のキイワードも楽しめました。
まあ、記憶を探ろうとするボーンの苦悩も、
国を守ろうとして暗殺者にされてしまったくだりも
映画として、難があるわけではないですが、
なぜ、何故に、ボーンを
単なる人殺しにしなければならなかったのか??
奥さんと子供を目の前で殺され、
自分の名前も経歴もすべてを捨て、
CIAの任務につくことになった原作のボーン。
今回のアルティメイタムで、
ボーンはただの殺人者ではなかったと言う
原作のネタが出てくるのかと期待してたりもしたんですが。。。
そのあたりが、やっぱり、原作ファンには物足りない。
不完全燃焼を感じる映画です。
この映画を観て、良かった!!と思ったら
絶対原作読んでください。
ボーンを過去の呪縛から解こうと必死になるマリーに
そして、マリーを救うためにとことん、
自分を投げ出すボーンに感動します。
何故に映画のマリーは死ななければならなかったの?
やっぱり、役者さんの関係でしょうか?
そこも残念至極です。