2019.12.04 Wednesday
ほんとうに怖いのは「ドクター・スリープ」
あのシャイニングの・・・・ってことでなく、
映画としてまとまっていたが、
能力者VS怪物の図式でいえば
ホラーと言うより、ファンタジーアクション?。
ロージー率いる怪物集団は例えば、ヴァンパイアのように
人間を糧に(この場合は生気)ひっそりと
何年もき永らえている。
そういう意味では決して悪と言うわけではない。
何故なら、彼らはすでに人間ではない。
人間の道徳は通用しない。
例えば、人は蟹を食う。
蟹の一番うまい食べ方は、やはり生き蟹を
そのまま茹でるやり方だろう。
これはとんでもなく残酷だ。
そして食べる側にとって、蟹の苦痛など関係ない。
ひとつだけロージー達が違うのは
彼らも昔は人間だったと言うこと。
人間を殺すとき、若くて、感がいい人間で
できるだけ苦痛を与えたほうが
より生気を味わえるときては人間側からみたら、
とんでもないバケモノで駆除すべき怪物だ。
そして、それに立ち向かえる少女。
彼女は肉体的には弱いがすごい能力を持っている。
精神的にも、ダニーなんか比べ物にならない。
バケモノたちが死ぬのを
「もっと苦しめばいい」と言ってみているこの少女が
ある意味、これから一番怖い存在だと思う。
ところで、まったく映画とは関係ないが、
ラスト、死ぬか生きるかってところで
むちゃくちゃないびきが聞こえ、
爆睡オヤジに邪魔された。
はじめ、同じ列の2つ離れた人を疑っていたが、
明るくなって後ろ3列くらい離れていたオヤジと判明。
映画終わって、明るくなっても完全に寝ていた。
そこまで眠くなるの映画だったのか?(笑)
ドクタースリープならぬ、オヤジスリープ!