2006.12.18 Monday
歌に聞きほれて・・「ウィンターソング」

ピーターチャンにしてはなんだか、
ウォン・カーウェイのような、、ちょいと難解映画。
もっと、ストレートでもいいのでは??
3人の恋愛感に共感できなかったです。
ただ、見所は(聞きどころかな?)ジャッキー・チユンの歌。
あい変わらず素晴らしい!
5年前、東京フォーラムで初めて体験した
アジアンスターのコンサートが、
彼、ジャッキー・チユン(學友)でした。
CDよりも上手い人って初めてでした。
あの頃は、まだ違和感のあった北京語や広東語も、
いまではなんだか耳に心地よい。

そして、ヒロインの女の子が可愛かったこと!
(カネシロファンの方お許しを!)。
「中国のお針子」で有名になった、
「射雕英雄伝(しゃちょうえいゆうでん)」のヒロイン、
お容ではありませんか!
なんて、キュート!
あっ、映像も素晴らしく綺麗です。
やはり、カメラワーク最高。
「ラブソング」の名前を出すまでもなく、
クリストファー・ドイルと、
ピーター・チャンのコンビですもの。
が、この二人のコンビで、もう一つ忘れてならない映画が
「ゴーイング・ホーム」です(ちょっと脱線)。

アジア映画の中で一番だと思っています。
只、残念なのは、タイ、韓国、
香港のオムニバス映画(THREE)なので、短編だと言うこと。
ホラー映画のジャンルですが、
人を愛すること、せつなさ、報われない愛、
ピーター監督の恋愛感を余すところなく
描いた作品だと思っています。
この映画で、はじめて、
レオン・ライも俳優だと思えました(@_@;)。
こういう切なさを期待しすぎたかもです。残念。。。