2018.12.25 Tuesday
ホラーのニューウェイブ?「来る」
妻夫木君はのび太をはじめ、
どーしようもない人間を演らせると
むちゃくちゃ上手いんだけど、
そこには他人を思いやる心を必ず持っている。
ただ、今回の役のヒデキは、とことんからっぽだ。
ブログをアップすることがそのまま目的になってしまう
むちゃくちゃ淋しい人間だ。
でも、たぶん、彼は、悪霊になって
他人に危害を加えたりはしない(だろう)。
岡田君を見たいと思って出かけたのに、
まったく出てこないし、まあ、主役は妻夫木くん??
と、思っていたら、あっさり死んでしまう。
そのあと、その奥さん(黒木華)の話?
彼女のほうがやばいかも…
と、思う間もなく彼女も殺される。
この展開が、ホラーでは新鮮。
そして、途中から出てきた岡田君が
最後まで引っ張っていく主役を交代。
この映画は人間劇。
いろんな情けない人間を描き、オーディエンスに透過していく。
ラストは一応決着はつけたものの、
まだまだ続けることも可能な終わり方。
続編あるかな?