茅kaya日記

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フランケンシュタインの産みの親「メアリーの総て」


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200年も前に、わずか18歳の女性が、
書き上げた「フランケンシュタイン」

彼女の心に巣くう怪物はなんだったのか?

 

「嵐が丘」の作者が舞台にもなったあの田舎町で
ヒースクリフを空想で描いた話はあまりにも有名だが、
モンスターを作り出したフランケンシュタイン博士を
若い女性がなぜ作り出せたのか?

 

作家でもあった母親の産褥死、
義母との確執、
妻子ある詩人との駆け落ち、借金
出産、そして子供の死。
詩人の妻の自殺。

彼女の心に産まれた深すぎる愛情
葛藤、悲哀、すべてがモンスターを描き出した・・・

 

が、話の途中、勝手すぎる芸術家たちにただただイラつく。
彼らの若さと、奔放さは、芸術家でなければ
高校生が親のすねをかじってバカやってるのと変わらない。

勘当され、それでも親の屋敷を抵当に借金を重ねる。
借金取りから逃げる途中、赤ん坊を亡くしてしまう。

 

そして、そのあと、バイロンの屋敷での怪談夜会と続く。
ここで彼女は構想を得たと言われている。

 

出版にあたっては、詩人の夫に前書きを頼み
匿名で出版しかできなかったと言うのは、この時代を表している。
第二版から彼女の名前で出版できたのは、
ろくでもない男だったかもしれないが、
夫のおかげだったと思う。

 

同じくバイロンの怪談夜会に参加していた
医師が書き下ろした「吸血鬼」。
こちらは、バイロンの名前で出版され、
彼の生きている間は、それが正されることがなかったとか。

吸血鬼は伝説もあったけど、
フランケンシュタインは全くの創作と言うところに、
メアリーの心の闇の深さを感じる。

メアリー役のエル・ファニングはまだ二十歳。
新作は不思議な感じのSF「孤独なふりした世界で」
そちらも楽しみ。

 

 

| 2018年映画 | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0)
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