年配客がすごぶる多い。
お茶と言う題材だけでなく
やっぱり遺作ということもあるだろうか?
茶道には全く縁なのない人間なので
よけいにあらゆることが新鮮(笑)
言うなれば、外人と似た目線かも。
お茶の形の細かさ、
そして美しさ、是非海外で公開してほしい。
26年間もお茶を習い続けて…と思うが
意外と、趣味は長続きするものだ。
主役の華ちゃんの人生が
お茶を通して語られていくわけだけど
これが、そう、あるよなぁ〜〜ってことばかり。
もともと、森下典子さんのエッセイで、現実なわけだから、
もちろんそうなんだけど。
樹木希林の遺作と思わないように観たかったけど
やっぱり、考えずにいられない。
全身を癌に犯されながら、
ここまでの演技ができる。
日ごろ、どちらかと言うと苦手な女優さんなんだけど
彼女の言葉に泣かされる。
あっ、あの出来のいい女子高生はその後どうなったのか?