茅kaya日記

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「地下鉄(メトロ)に乗って」


最近日本映画よく観てるのは
「フラガール」の感想でも書いたとうり。

今回は「地下鉄(メトロ)に乗って」です。
ご覧になった方いますか??
ぜひ感想をお聞きしたいです。
原作を読まないで軽〜い気持ちででかけたもので
あの展開にはびっくり!
ここからは、ネタバレ覚悟で読んでくださいませ。
家族を省みない父親を絶縁して
家を出た主人公が、地下鉄に乗ることによって
昭和30年代にタイムスリップ。
父親のことを知って病床の父親の元へ・・・。
そんな単純な話だと思っていました。
ちょっと、ほろっとして、笑って、暖かな気持ちになる
最近流行の、昔懐かし映画。

それが、、途中まではそんな話だったんですが
(ここから、あえて、思いっきりネタバレ)
いや、どうなんでしょう。
愛人のみち子さんの存在が・・・・・。
あんな愛のかたちってあるのでしょうか。
不倫相手が、兄弟とわかってあまり驚かないし、
それに悩むふうでもないのが変だと思ったりしてたら
突然の自殺!!!!!!!(ですよね、あれ)衝撃でした。
自分との愛人関係を主人公が悩まなくてもいいように、
過去にさかのぼって母親のお腹の中にいる自分を
抹殺してしまうのです。
娘(自分)だからと言って、母親の幸せを奪う権利があるのか。
それで、何も知らない主人公が、
ラスト息子とキャッチボールしてる。
男の都合が優先されすぎではないでしょうか。
この気持ちに生理的についていけないものを感じながら
薄幸なみち子さんのこと思うだけで
涙が止まりませんでした。


ただ、主人公が、父親の過去を垣間見ることで
まったく理解できなかった父に感謝の気持ちを持つ。
(産み育ててくれた親の恩を知る)
この展開に、とても、感じるものがありました。
そういう時代があったことを、
この映像を見ることで改めて理解したのです。


戦後から、昭和30年代の高度成長期を担ってきた世代は
生きて、生活して、子供を育てることだけでも、
ほんとうに命がけ。
なおかつ、日本を経済大国として成長させた世代です。
その苦労を子供が見て、感謝しないわけがありません。
が、主人公の時代、昭和30年代〜40年代に生まれ
物質的に今ほどではないにしろ、恵まれて育った世代。
「フラガール」の舞台ような炭鉱で働く危険は別として、
仕事で命をはるほどのことはない。
主人公も父親と絶縁して、
小さなアパレル関係の営業をしています。
単に生活している姿を、たとえば、自分の子供が見ても、
それに感動してはくれないと思うのです。
こんなことを考えたのは、
もちろん、自分自身に置き換えて観ていたからです。。
子供たちに自慢できるような人生でもないし、
人に話すような苦労も全くしていないです。
お話にしても、あっという間に終わってしまうでしょう(笑)

最近、着物をほどきながら、
どんな人が着ていたのだろうとよく思います。
着物のひとつひとつに、物語や人生が詰まっているのを
なんとはなしに想像しています。
いつから普段着に着物を着なくなったのかわかりませんが、
普段着に着物を着て育った世代の人々には
想像もつかないほどの苦労と、
人生の物語が詰まっている気がしました。


| 2006年映画 | 06:46 | comments(7) | trackbacks(9)
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| - | 06:46 | - | -
コメント
こんにちはTBありがとう。こちらからもTBさせていただきました。
ラストのキャッチボールは、原作にはありませんでしたね。
| ケント | 2006/10/28 1:21 AM |
ケントさま
こちらの、勝手なTBにお返事ありがとうございます。
ケントさんの映画感はあたたかくて、いいですね。

メトロ〜は、原作を読まないで見て、
かえって良かったかもしれません。
見終わった後の衝撃がすごくて、
いろいろブログなどで感想を読みました。

原作を読んでいる方のほうが、
おおむね辛口かもしれませんね。

また、そちらにもお邪魔させていただきます。
これからもよろしくお願いいたします。
| kayamariyon | 2006/10/28 8:39 AM |
kayamariyonさんコメントありがとう
確かに原作は後で読んだ方がよいかも知れませんね。
一方の考え方として、実はタイムスリップなどはなく、兄と父に対する強い思い入れが、生んだ妄想だったと考えることもできませんか。そうするとみち子の存在も、父に対する憎悪から生まれた妄想と考えることも可能です。
SF的な手法を使った純文学とも考えられなくもありませんね。
重松清の「流星ワゴン」も似たような小説でした。
これからもよろしくお願いします。
| ケント | 2006/10/28 10:43 AM |
■ケントさま
観るほうの解釈で映画への評が変わる。
こういうの大好きです。
昔、酷評でめった切りだった「ゲーム」(マイケル・ダグラス主演)も、ラスト彼の妄想で、あのビルから落ちる瞬間に彼が考えたことだと言う観かたをすると、かなりの名作なのでは?と、思っていました。
| kayamariyon | 2006/10/29 7:58 AM |
kayamariyonさん、妄想というのはあくまで僕の勝手な解釈で、原作にもそのようなことは書いてありません。
浅田次郎氏個人の、父親への思いが込められていると、雑誌で読んだ事がありますね。
もしかしてkayamariyonさんと僕とは、同年代かもしれませんね。(^^♪
| ケント | 2006/10/29 10:12 AM |
本を読んでいないので、なんともきちんとしたことは言えないのですが、まずあまり浅田次郎という人の本が好きではありません。
特に超常現象もの。小説家にとって超常現象で書いてしまうというのはある種の反則だと思うのです。現実の世界、そこで生きてる人から描くべきであって、伝家の宝刀を何度も使ってるのではないかと思ってしまうのです。
半端な小説も書いているのですが、超常現象で書いてしまうと、・・・・楽なんですよ。これ使っちゃうと、何でも書ける。そしてそれに頼ってしまう。
なので、まず本が好きではなかった。

ンでもって、自分とこで書いたように、親の生き方はその親の今日までの生きてきた道。その今を見せられないのならそれまで。いくら昔苦労しようとも苦労を見せるのが親の生き方なのか?コンだけ大変だったということを子供に知らしめるべきなのか。
親の役割はそういうものではなく、また子供もそれを見て知るべきではない。子供が今の親を見て、それがわからなかったらそれまで。過去を見て理解するというのは安易な方法と思えるわけです。
まあ私の勝手な思いですが。親であり、子供でもある自分の思いでもあります。

そして、親の選択を子供が左右してしまったというのは、どうしても解せません。気持ちは分からないでもないですが、あれは禁じてでしょう。それにミチ子さんを見てると、関係は知っていたようにも思える描き方で、そこは映画の手法なのでしょうが、篠原監督にしちゃ、ヘタクソだったな、と。

長々と書いてしまってスイマセン。でも、こんだけのことを思わせた映画は、それなりに成功したのかも知れませんな。かすかに昭和30年代を知ってるわが身として、懐かしさもタップリあるのですが、そろそろ昭和30年代もいいかなあ、と。
| sakurai | 2006/11/12 8:09 PM |
■ケントさま
ただ今原作を読んでいます。
仕事が立て込んでいて、一気に読めないのが・・・。
読み終ったら、感想書きますね。


■sakuraiさま
コメントありがとうございます!!!!!
sakurai さんは、自分で小説も書いてらっしゃるんですね!
すごい!!

映画でも、夢落ちって、がっかりしませんか?
ここまで、ひっぱて、夢??みたいな気分。
でも、このメトロは、いっそ夢落ちであって欲しかった気がします。みち子さんのあらわし方が、男のご都合主義の産物の気がして。。。

で、おっしゃるように、母親の幸せは踏みにじってもいいのか?それが子供の権利だなんて思えません。
子供を持つ母の喜び、育てる喜び、
それを生まれる前からなかったことにするなんて!
愛した人の子ならなおさらです。子供にオムライスを作ってやることも、全て、奪ってしまったんですから。
だから、ケントさんの書いてらした、妄想と言う概念に少しだけ救われる気がしたんです。

昭和30年代はもういい・・同感です。
オールウェズも嫌いではありませんが、
やはり、あの時代は、もっともっと貧しく
きたなかった気がします。
懐かしむには、綺麗でないと・・・と言うのはありますが。



| kayamariyon | 2006/11/13 11:28 PM |
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